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「坂本龍一展に行くはずが——霧の彫刻と日本酒の余韻」

坂本龍一 | 音を視る 時を聴く | 展覧会


学生時代の友人と3月いっぱいの開催ということで楽しみしてはいましたが、、



事前予約はすべて完売。



当日券もあると聞いていたものの、待ち時間はまさかの2時間。









坂本龍一展「音を視る 時を聴く」を目の前にしながら、



今回は断念せざるを得なかった。








せめてもの慰めにと、屋外展示の《LIFE–WELL TOKYO》霧の彫刻 #47662 を鑑賞。


霧と光と音が交錯し、自然への畏敬の念を呼び起こす幻想的なシンフォニー。


一瞬の出来事なのに、確かにそこに「音」が「視えた」気がした。。。







※遠巻きにしか見てはいません。




その後、木場公園のベンチで談笑しながら、



元気に駆け回る子どもたちの姿を横目に40代を目前にしたおじさんたちは2人ベンチへ腰掛けぼんやりと時間を過ごす。







そして夕暮れとともに、上野・御徒町へ移動し、待ちに待った飲みへ。



1軒目:道とん堀でもんじゃ


鉄板の上で踊るソースの香ばしさに、「もんじゃ=お酒の親友説」を再確認。



2軒目:地下に佇む隠れ家風の日本酒バー






日本酒飲み比べを楽しむも、またしても銘柄を覚えられない現象に遭遇。



(酔いのせいなのか、それとも日本酒が奥深すぎるのか?)


今後は飲んだ銘柄をすべてリストアップすることを決意。



そんな中、今回のNo.1は——



宮城県・新澤醸造店「愛宕の松」





キリッとした辛口の中に広がる繊細な旨み。



辛口派の方には、ぜひ一度試してほしい一本。



展覧会には行けなかったけれど音と霧と光の余韻、日本酒の香りとともに少しだけ特別な一日になった。